漢詩

訓読文、書き下し文、典籍

登高

書き下し文

風急に天高くして、猿嘯哀し。

渚清く沙白くして、鳥飛び廻る。

無辺の落木、蕭蕭として下り、

不尽の長江、滾滾として来たる。

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2024/08/01
絶句(江碧鳥逾白)

書き下し文

江は碧にして、鳥は逾々白く

山は青くして、花は然えんと欲す

今春、看又過ぐ

何れの日か是れ帰年ならん

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2024/08/01
春望

書き下し文

国、破れて 山河在り、

城、春1にして 草木深し。

時に感じて、花に涙を濺ぎ、

別れを恨んで、鳥に心を驚かす。

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2024/08/01
客至る

書き下し文

舍南 舍北 皆 春水、

但だ見る1、群鴎の日日に来るを。

花経、曾て客に縁りて掃わず。

蓬門、今始めて君が為に開く。

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2024/07/30
史郎中欽と黄鶴楼上に笛を吹くを聴く(与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛)

書き下し文

史郎中欽1と黄鶴楼上に笛を吹くを聴く

一たび遷客と為って、長沙に去る。

西のかた長安を望めども、家を見ず。

黄鶴楼中、玉笛を吹けば、

江城、五月、梅花落つ。

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2024/03/01
清平調詞

書き下し文

その一

雲には衣裳を想い、花には容を想う。

春風、檻を払って、露華、濃やかなり。

若し、群玉山頭に見るに非ずんば、

会ず 瑶台月下において逢わん。

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2024/02/22
客中の作(客中作、客中行)

書き下し文

蘭陵の美酒 鬱金香、

玉椀に盛り来る 琥珀の光。

但だ主人をして 能く客を酔わ使めば、

知らず 何れの処か是れ他郷。

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2024/01/31
山中問答

書き下し文

余に問う「何の意1ぞ?碧山に栖む」と、

笑って答えず2、心自から閑なり。

桃花流水、窅然3として去る、

別に天地の人間に非ざる有り。

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2024/01/31
秋浦の歌(秋浦歌)

書き下し文

白髪、三千丈

愁いに縁りて箇くのごとく長し。

知らず明鏡の裏、

何れの処にか秋霜を得たる。

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2024/01/31
友人を送る(送友人)

書き下し文

青山、北郭に横たわり、

白水、東城を遶る1

この地、一たび別れを為し、

孤蓬万里に征く。

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2024/01/31