静夜思

書き下し文

牀前、月光を看る、

疑うらくは、是れ、地上の霜かと。

1を挙げて、山月を望み、

1を低れて、故郷を思う。

漢文

静(せい)夜(や)思(し)

李(り)白(はく)

牀(しょう)前(ぜん)看[二](み)ル月(げっ)光[一](こう)ヲ,

疑(うたが)フラクハ是(こ)レ地(ち)上(じょう)ノ霜(しも)カト。

挙(あ)[レ]ゲテ頭(かうべ)ヲ望(のぞ)ミ[二]山(さん)月(げつ)[一]ヲ,

低(た)[レ]レテ頭ヲ思(おも)フ[二]故(こ)郷(きょう)[一]ヲ。

典籍

李太白文集


唐人萬首絕句選


唐詩三百首註釋

参考資料


  1. 「こうべ」と読む。 ↩︎ ↩︎