書き下し文
前に古人を見ず
後に来者を見ず
天地の悠悠たるを念い
独り愴然として 涕下る
訓読文
登(のぼ)ル[二]幽(ゆう)州(しゅう)ノ台(だい)ニ[一]歌(うた)
陳(ちん)子(す)昂(ごう)
前(まえ)ニ不(ず)[レ]見(み)[二]古(こ)人(じん)ヲ[一],
後(しりえ)ニ不(ず)[レ]見(み)[二]来(らい)者(しゃ)ヲ[一]。
念(おも)ヒ[二]天(てん)地(ち)之(の)悠(ゆう)悠(ゆう)タルヲ[一],
獨(ひと)リ愴(そう)然(ぜん)トシテ而涕(なみだ)下(くだ)ル。
典籍
陳伯玉文集
参考資料
- Web漢文大系 kanbun.info
- 陳伯玉文集(中国語) ctext.org