書き下し文
晩に向かひて、意適わず
車を駆りて、古原に登る
夕陽、無限に好し
只だ、是れ、黄昏に近し
訓読文
登(のぼ)ル[二]楽(らく)遊(ゆう)原(げん)ニ[一]
李(り)商(しょう)隠(いん)
向(む)カヒテ[レ]晩(くれ)ニ意(い)不(ず)[レ]適(かな)ハ,
駆(か)リテ[レ]車(くるま)ヲ登(のぼ)ル[二]古(こ)原(げん)ニ[一]。
夕(せき)陽(よう)無(む)限(げん)ニ好(よ)シ,
只(た)ダ是(こ)レ近(ちか)シ[二]黄(こう)昏(こん)ニ[一]。
典籍
李義山詩文全集箋註 (清)馮浩
参考資料
- くらすらん - 国語(古文・漢文・現代文)と語学の関連情報・関連書籍を紹介するブログ nbataro.blog.fc2.com
- 李義山詩文全集箋註 (清)馮浩(中国語) ctext.org