鸛鵲楼に登る(登鸛鵲楼)

書き下し文

白日、山に依って尽き、

黄河、海に入って1流る。

千里の目を窮めんと欲し、

更に上る一層2の楼。

訓読文

登(のぼ)[二]ル鸛(かん)鵲(じゃく)樓(ろう)[一]ニ

王(おう)之(し)渙(かん)/朱(しゅ)斌(ひん)

白(はく)日(じつ)依(よっ)[レ]テ山(やま)ニ盡(つ)キ,

黄(こう)河(が)入(いっ)[レ]テ海(うみ)ニ流(なが)ル。

欲(ほっ)シ[レ]窮(きわ)メント[二]千(せん)里(り)ノ目(め)[一]ヲ,

更(さら)ニ上(のぼ)ル一(いっ)層(そう)ノ樓(ろう)。

典籍

国秀集


文苑英華


御定全唐詩録

参考資料

  • 『登鸛鵲楼(かんじゃくろうに登る)』書き下し文・現代語訳(口語訳)と文法解説 manapedia.jp
  • 登鸛鵲楼(王之渙) kanbun.info
  • 登鸛鵲樓 - 中国の漢詩 - 漢詩・詩歌・吟詠紹介 - [学ぶ] - 関西吟詩文化協会 www.kangin.or.jp
  • 国秀集(中国語)ctext.org
  • 文苑英華(中国語)ctext.org
  • 御定全唐詩録(中国語)ctext.org

  1. 「徹」ともする。 ↩︎

  2. 「一重」ともする。 ↩︎