書き下し文
宣室、賢を求めて、逐臣を訪ぬ、
賈生の才調、更に倫無し。
憐れむべし、夜半、虚しく席を前めしを、
蒼生を問わずして、鬼神を問う
訓読文
賈(か)生(せい)
李(り)商(しょう)隠(いん)
宣(せん)室(しつ)求(もと)メテ[レ]賢(けん)ヲ訪(たず)ネ[二]逐(ちく)臣(しん)ヲ[一],
賈(か)生(せい)ノ才(さい)調(ちょう)更(さら)ニ無(な)シ[レ]倫(りん)。
可(べ)シ[レ]憐(あわ)レム夜(や)半(はん)虚(むな)シク前(すす)メシヲ[レ]席(せき)ヲ,
不(ず)シテ[レ]問(と)ハ[二]蒼(そう)生(せい)[一]ヲ問(と)フ[二]鬼(き)神(しん)ヲ[一]。
典籍
李義山詩文全集箋註 (清)馮浩
参考資料
- 紀頌之の漢詩 訳注解説ブログ blog.livedoor.jp
- 李義山詩文全集箋註 (清)馮浩(中国語) ctext.org