楓橋夜泊

書き下し文

月落ち、烏啼いて、霜天に満つ

江楓、漁火1、愁眠に対す

姑蘇城外、寒山寺

夜半の鐘声、客船に到る

訓読文

楓(ふう)橋(きょう)夜(や)泊(はく)

張(ちょう)継(けい)

月(つき)落(お)チ烏(からす)啼(な)イテ霜(しも)満(み)ツ[レ]天(てん)ニ,

江(こう)楓(ふう)漁(ぎょ)火(か)對(たい)ス[二]愁(しゅう)眠(みん)ニ[一]。

姑(こ)蘇(そ)城(じょう)外(がい)寒(かん)山(ざん)寺(じ),

夜(や)半(はん)ノ鐘(しょう)聲(せい)到(いた)ル[二]客(かく)船(せん)ニ[一]。

典籍

唐詩百名家全集 (清)席啓寓

参考資料

  • くらすらん - 国語(古文・漢文・現代文)と語学の関連情報・関連書籍を紹介するブログ nbataro.blog.fc2.com
  • 唐詩百名家全集 (清)席啓寓(中国語) ctext.org

  1. 「漁父」ともする。 ↩︎